かみ形成外科
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当院について

かみ形成外科は愛知県愛西市で美容外科・形成外科・小児形成外科(眼瞼下垂含む)治療を行っております。「人にやさしく」「病気に厳しく」をモットーに地域医療に奉仕するべく、皆様の健康を第一に考えた医療・治療を心掛けてまいりました。 患者様の症状をしっかりと聞き、難しい医療専門用語を避けて出来るだけわかりやすいご説明をすることで、お子様からご年配の方まで安心してご利用頂ける医院創りを目指してまいります。

出来る限り患者様のご負担を少なくするために、当院では診察・検査・診療・治療を一貫して行う設備を整えておりますので、お気軽にご相談・ご来院ください。

当院では術後のアフターケアも万全に対応させて頂きます。どんな悩みも安心してご相談ください。

ごあいさつ

院長:上 敏明(カミ トシアキ)

私が名古屋市内にクリニックを開いてから30年が経過しました。その間、名古屋市内外の数多くの患者様に支えられて今日に至っています。 私は大学卒業後、外科医として第一歩を踏み出して以来、専門とする形成外科やその延長である美容外科を続けてこれましたのも、一重に当クリニックの医療サービスにご信頼頂いている皆様のお陰です。 本当に有り難う御座います。

また、長年の経験で培った美容医療技術で、他院で行った手術の修正なども行いますので、お一人でお悩みにならず先ずはご相談ください。 患者様の立場に立って患者様のご希望を第一に解決策を一緒に考えます。

美容外科を始めとした、美容と健康のための医療の発展には目を見張るものがあります。その進歩に追いつくために、私自身も初心を忘れず日々知識・症例の習得に努めていきます。

[専門/認定医]

雰囲気だけの美容医療ではなく、形成外科の立場をふまえた
確かで、効果のある美容外科です。

・・・形成外科・・・

体の外表面の変形・奇形・色調の変化を手術やレーザー治療などにより治療をする科目。
頭の骨・上顎・下顎の骨の治療を行う。

形成外科の診療内容

・・・美容外科・・・

手術やレーザーなどにより、身体外表の形態(かたち)を正常の状態より、より良くする科目。

▶美容外科の診療内容

美容外科・美容皮膚科

美容注射・美容点滴美容注射・美容点滴

一般診療

小児育成医療小児育成医療

当院の診療・手術料金について

診療について

地域に数少ない形成外科・美容外科専門医として診療しています。

当院の診療可能なのは、皮膚の腫瘍、色調の変化(アザの治療)、やけど、傷跡のひきつれ、目立つ傷跡、交通事故による傷、唇裂、口蓋裂、眼瞼下垂、指趾の変形奇形、花粉症などの治療を行っています。少しでもお悩みがあればお気軽にお問合せ、ご相談ください。

また、顔のしみ、しわ、たるみ、目の周りの皮膚・目の下の脂肪除去、乳房の手術、へその形成、アンチエイジング・レーザー治療・脱毛・ピアスなどの美容についてもご遠慮なくご相談ください。

手術料金について

当院で手術を受けて頂いた場合、当院の手術料金には手術の際に必要な麻酔代や薬代、糸・針代など必要な備品類の代金が含まれています。また術後1ヶ月間の診察代、追加で必要な薬(痛み止め、抗生物質など)代なども含まれています。※他院での手術料金は薬剤・備品類など全て別料金となります。

当院へご来院の方へ

お車でご来院の患者様用の無料駐車場を完備しております。
愛知県内や岐阜県、三重県からも多くの患者様がお車で起こし頂いております。

【愛知県】
名古屋市、北名古屋市、岩倉市、一宮市、津島市、江南市、稲沢市、清須市、弥富市、あま市、大治町、 蟹江町、飛鳥村

【岐阜県】
岐阜市、瑞穂市、笠松町、羽島市、津南市、岐南町、輪之内町、養老町、大垣市、 関ケ原町、垂井町、 池田町、神戸町、安八町

【三重県】
桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、四日市市、菰野町、朝日町、川越町

当院において、よく行われている治療・特徴的治療

①眼瞼下垂

上まぶた(上眼瞼)が垂れ下がり瞳孔(ひとみ)を覆ってしまい、目がよく開かず視界が狭くなってしまう状態で、先天性のものと後天性で起こるものとがあります。

先天性と後天性眼瞼下垂では手術の方法が異なります。先天性は前頭筋移行術などを行い、後天性は部分眼瞼拳筋短縮、眼窩隔膜定術などの手術を行います。

当院での眼瞼下垂治療は、先天性・後天性にかかわらず「傷跡をいかに残さないか」にこだわり手術をおこなっております。

形成外科の専門医として火傷や外傷といった多くの治療経験と実績で、傷を残さない綿密な縫合技術で皮膚表面が美しく滑らかな仕上がりになります。

【よくある眼瞼下垂の症状】
・おでこにシワがよる。
・眉毛が上がる。
・まぶたが上がらない。
・瞳孔が瞼で隠れる。
・下顎を前に出す。
・二重の幅が広くなる。

先天性眼瞼下垂(小児の場合)

生まれつき上まぶた(上眼瞼)が垂れ下がっている状態です。

又、一度他の施設で手術を受けて十分なまぶたが挙上されない場合にも手術可能です。

瞼が上がらないため視界が妨げられ、弱視や内斜視になる可能性が高いようです。早めに手術を行ったほうが良いでしょう。手術は、前頭筋を使用して瞼を上げるようにしているのです。手術後、一時的に目が大きく見開かれますが、次第に閉眼できるようになります。時に、寝ている時に瞼が開きやすくなりますが、人によっては目を開いて眠る人もいるので角膜が乾燥することなく、特に支障はないようです。

子供の手術は全身麻酔で行います。数日間の入院が必要です。

前頭筋法は、瞼の部分のみの手術部位で済みます。又、手術時間も短く確実な効果が得られます。手術はほぼ一回で済みます。筋腫移植の場合は数回の手術が必要となる場合があるようです。小児や重度の眼瞼下垂には最適の方法と言えます。再び、瞼が下垂してしまうことがありますが、頻度は10%以下です。この場合には再手術となります。又、眼瞼の手術すべてに言えることですが、手術後は眼軟膏、点眼薬等により、目の保護をしてもらうことが大切です。ドライアイになりやすいからです。

又、小児では目の保護用のプロテクター、腕を動きづらくするアーム固定装具などを手術後3か月くらいつけて頂きます。

手術時間
片側30~45分
治療内容
前頭筋を利用して上眼瞼を拳上 手術野(部分)は上眼瞼のみ
治療料金(消費税別)
健康保険が適応される。 小児では手術、通院、入院の費用は 乳児医療、育成医療でほとんどかからない。
リスク・副作用
・手術後一時的に目が大きく見開かれます。 次第に閉眼できるようになります。 稀に寝ている時に目が見開かれていることがあります。
通院
手術前1回 入院2~3日間 手術後可能なら1~2回 その後はメール対応
麻酔
全身麻酔
シャワー・入浴
通院後可能、洗顔も可能

前頭筋による眼瞼下垂手術の概要

※1前頭筋を眉毛付近の付着よりはずし、
瞼板もしくはその周辺へ縫合する。

a

手術後

症例 右眼瞼下垂

手術直後の状態
瞼が見開き過ぎる。次第に閉じるようになる。

手術後7ヶ月目の状態
下垂は矯正され、自然な開瞼状態となっている。

ⅱ)後天性眼瞼下垂

生まれた時は正常でも、生活をしていくうち、瞼が重く下がってくる。近視がひどい人、コンピューターなどを長い間見ている人、携帯電話をよく見る人、眼精疲労がひどい人などが、この後天性眼瞼下垂になりやすいようです。頻度はかなり多いと言えます。治療は手術となります。瞼板の一部と拳筋腱膜の一部を切除する、眼瞼拳筋短縮術を行います。先の小児の眼瞼下垂に比べ、手術は比較的楽です。時に瞼があがりすぎることがあります。しばらく様子をみます。少しずつ下がってきます。しかし、あがりすぎた状態が半年以上続くこともあります。この場合には下げる手術を追加手術として行うことがあります。

眼瞼挙筋短縮術

術前の状態(2010.7.24)
二重がはっきりせず瞼を上にあげづらい。

術後の状態(2010.12.10)
自然な開瞼、目が乾燥して時に
眼軟膏・点眼薬を使用

手術時間
片側30分
治療内容
二重瞼のラインより切開して
眼瞼挙筋(拳筋腱膜、ミューラー筋)を出し、この部分を
短縮する。
治療料金(消費税別)
通常自費、25万~30万円
程度が著しければ保険
リスク・副作用
手術後3~7日間腫れる。
その後、3ヶ月程度目が見開いた状態になる事あり。
乾燥性眼炎の可能性あり
点眼薬にて対応。
通院
手術後2~3回
麻酔
局所麻酔
シャワー・入浴
手術翌日より可能

②内眥部変形の治療

(目頭)

目を大きくする目的で目頭(内眥部)を切開する方法があります。この手術を安易に行うと、時に、目頭がアーモンド型になったり、結膜の肉様膨瘤が目立ったり、傷跡が目立ってしまうことがあります。この場合には蒙古ヒダ(目頭のヒダ)を再建して、自然な目頭の状態にする必要があります。作成されたヒダにより、傷跡も目立ちづらくなります。

手術時間
片側45分
治療内容
内眥部の変形、傷跡を隠すように皮弁を作成する。
蒙古ヒダを再建する
治療料金(消費税別)
28万円
リスク・副作用
蒙古ヒダが手術直後は不自然だが時間の経過とともに
自然になってくる。
3~6か月
通院
手術を含め3~4回
麻酔
局所麻酔
シャワー・入浴
手術翌日より洗顔、入浴可能

③目の下の脂肪切除

老けて見える・疲れて見える原因の一つとして、目の下の脂肪(膨らみ)が挙げられます。
この症状が見られる方は、コンピューターの画面をよく見るなど目を駆使している人、低血圧の人、甲状腺疾患のある方に多いようです。
目の下の脂肪の膨らみは、疲れた印象を人に与え、そのまま放っておくとたるみの原因となることがあります。

手術は下まぶた裏側の粘膜部分を数ミリ切開し余分な脂肪を除去します。皮膚表面を切開しないため傷跡は分かりません。ダウンタイムも短く、手術後2日すれば仕事も可能です。又、粘膜は縫合しないため、内出血はおきにくいのですが、時に出血することがあります。2週間すれば治ります。又、しこりも発生することがありますが、3~6ヶ月すればなおってきます。このしこりは外見上はわかりずらいようです。

手術時間
片側30分
治療内容
瞼の裏側より切開して、眼窩脂肪を出す
余分のはみ出た脂肪を除去
治療料金(消費税別)
22万
リスク・副作用
出血、内出血
完全に脂肪の除去が出来るわけではありません。
症例によっては、少し脂肪が残ることがあります。
手術の前より脂肪の張り出しが少なくなればそれで
可として下さい。
手術後7日間くらいは目ヤニが多少多くなる
通院
3~4回 通院
麻酔
局所麻酔
シャワー・入浴
手術後翌日より可

手術直後よりメイクは可能です。

④眼瞼下垂症手術、過矯正の修正

眼瞼下垂に際しては手術後3~6ヵ月は目が開きやすい(過矯正)状態になります。その後下がってきて自然になりますが、時に過矯正のままになってしまう場合があります。このような場合には、瘢痕、眼瞼拳筋、拳筋腱膜に切開を加え、過矯正をなおしています。

手術時間
片側45分
治療内容
二重のラインを切開、拳筋腱膜~ミューラー筋、
粘膜の横切り縦縫いを行う
治療料金(消費税別)
38万円
リスク・副作用
出血
一時的に下垂が著しくなるが、次第に瞼が上がってくる。
通院
4~5回
麻酔
局所麻酔
シャワー・入浴
手術翌日より可

術前(2015.7.25)
眼瞼下垂の手術をして見開きが著しい。 眼瞼下垂の手術後6ヶ月しても見開いたままの状態。
手術を行うこととした。

術後(2016.3.3)
術後の状態、目の過矯正は治っている。

⑤唇裂形成手術

片側唇裂の患者さんに対し、人中稜が左右対称性になる様、又、瘢痕を最小になる様手術を行っています。私たちの手術では切除する部分が極力少ないため本来の口唇の構造が残されます。一層自然の形態を残すようにしております。又、昔、手術をした傷跡が目立つ、鼻のかたちをもっと修正したいというような方も相談下さい。両側唇裂も手術を行っています。

手術時間
1時間
治療内容
上口唇の瘢痕変形の部分を切開して、上口唇を正常に
近い型にする。
治療料金(消費税別)
原則として保険適応
保険が通らない軽微なものは自費、30万円前後
リスク・副作用
出血、腫脹
おもな腫れは手術後3~7日
手術後テープを数か月貼る
鼻の変形の手術も同様に行う
通院
麻酔
全身麻酔もしくは局所麻酔
シャワー・入浴
シャワーは手術翌日より可 入浴は1週間後より

唇裂形成手術

三角弁法

ミラード法+小三角弁

我々の方法

我々の手術法

術前(2019.6.2)

術直後(2019.6.2)

症例 3才 女児

術前(2016.11.23) 

術後2年半(2019.6.4)

直線状切開であるため、傷跡が目立たず組織の保存性が良い。人中積が形成されている。

1才半 女児

術前(2016.11.23) 

術後2年半(2019.6.4)

直線状切開、人中積が形成されている。

唇裂

成人の例

術前の状態(1999.4.5)

術後の状態(2000.8.7)

 

⑥アンチエイジング、フェイスリフト手術、しわ・たるみの除去

アンチエイジングはかつての自分を取り戻すことです。
このような、若い時の自分を取り戻すための手術は、二重まぶたにしたり、鼻を高くする手術に比べ、より抵抗なく受けることができるのではないでしょうか。かつて持っていたものを取り戻すのなら、自分も納得しやすいし、周囲の方々にも受け入れてもらいやすいからです。

そんな傾向もあって美容外科の中では、今後もアンチエイジングに対する治療は増えていくと思います。

このような場合治療法は大きく分けて2通りあります。

ⅰ)1つはコラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックスの注射など、注射によりしわの治療、しわをできにくくするなどの方法があります。注射法は簡単、短時間で治療でき、治療したのが周囲の人に分からないという利点がありますが、しかし、これらの注射法は限界があります。たるみのひどい場合皮膚の余りがある場合には注射だけでは無理な場合があります。

ⅱ)もう1つはフェイスリフトの手術です。余った皮膚、皮下組織を除去します。耳の付け根の部分にSMASを引っ張り上げます。最近では切開線が小さいのですが効果的な手術が可能になりました。術後の腫れも最小限で済みます。
以前のフェイスリフト手術は、大変な手術というイメージがあり「大掛かりな手術が必要では?」と一歩踏み出せない方が多かったようですが、最近では効果的な部分から皮膚の切開を行ったり、引き上げた部分の固定性を重視した手術が行われるようになりました。大掛かりな手術に勝るにも劣らない医療技術が、小さな手術でも可能となりました。
フェイスリフトの副作用は手術直後の内出血、皮膚の感覚が鈍くなる。傷跡が目立つなどありますが、これらは通常の外科手術と同様に発生することですが、フェイスリフトは顔の血行の良い部分を手術するために、これらの症状がむしろ少ないくらいです。

ⅰ)頬や目の外側のたるみはこめかみからの切開や瞼そのものの切開を行います。

ⅱ)頬、口角、ほうれい線の部分はこめかみから耳前部の切開です。

ⅲ)首、顎のたるみは耳の前、下の切開を行います。

また、フェイスリフトとボットクス注射、ヒアルロン酸注入を組み合わせる治療で更に効果的なエイジングケアが可能です。
手術費用は手術をする部分により異なります。おおむね40~90万くらいでしょう。

ⅰ)コラーゲン注射

しわの治療
真皮にコラーゲン注射を行う。コラーゲン注射はシワを浅くするために行います。
一回でシワを埋められない時には数回繰り返します。少しずつ治療していくことをおすすめします。
効果は人によりますが、3~6ヵ月くらいでしょう。
真皮に注入します。
副作用として第一にあげられるのは、アレルギー反応です。アレルギーテストをした上でコラーゲンの注射を受けるといいでしょう。

ⅱ)ヒアルロン酸注入

頬やコメカミ、口の周りなどのしわやへこみに対しては、ヒアルロン酸注入が効果的です。
1ヵ月ごとに2~3回注入して、その後は半年ごとに1度注入すれば効果が持続します。
効果は人によって異なります。又、時に膨らみが長期間残ることがありますので、少量ずつの治療をおすすめします。

ⅲ)ボトックスの注入

ボトックスはシワの原因になる皮膚の下の筋肉の力を弱めます。現在、しわの治療で最もよく行われている治療です。おでこのしわ、目尻、眉間、頬、口の周りのしわ、首のしわ、エラの縮小、腋窩多汗症の治療など、幅広く治療が行われています。
副作用として、アレルギー反応、効果がありすぎによる不自然な顔つきなどありますが、そのような症状があらわれたら、直ちに主治医の診察を受けてください。
3~4ヵ月に一度、注射するといいでしょう。当院では世界で最も厳格な医療品の検査機関であるアメリカFDAで承認されたディスポート(イギリス製)を使用しています。安全です。

部分別のしわの治療

目尻のしわ
目尻のしわに対しては、ボトックス、コラーゲンなどが有効です。フェイスリフト手術は無効です。
目の下のしわ、たるみ
目の下のしわは、皮膚が非常に薄いのでヒアルロン酸等を注入するとしこりになってしまう場合があります。その為、目の下のしわ、たるみの治療にはフィラーの注入は一般的ではありません。
目の下のしわ取り手術が良いでしょう。傷跡は下まつげの生え際にできますが3ヵ月程で目立たなくなります。その間はお化粧でカバーして頂けば良いでしょう。1ヵ月間は下まぶたが下に引っ張られるような感じになり、少し目が乾いた感じになります。手術当日は帽子やサングラスをお持ち頂くとよいでしょう。抜糸は7日間頃です。又、脂肪のふくらみの場合には結膜側から脂肪のみ除去します。傷跡は皮膚側にはありません。
法令線、口角横のしわ
加齢とともに段々目立つようになります。八の字に深く刻まれたしわは、老けた印象を与えてしまいます。できれば、そうなる前にヒアルロン酸で予防・改善することをオススメします。
頬のたるみによりしわが目立つ場合は、頬のフェイスリフト手術が効果的です。
唇のしわ
唇の放射状のしわに対しては、ボトックス、コラーゲンがいいでしょう。
頬のたるみ
頬のたるみにはフェイスリフトが有効です。
頬の皮膚の下をはがし、余分な皮膚を切除します。その際に、皮下筋膜も一緒に引き上げて固定します。切開線は耳の付け根や生え際などの目立ちにくい部分を切開しますので傷跡は時間の経過とともに目立たなくなります。
首のたるみ
首のたるみにはフェイスリフト手術が有効です。
頬のたるみ取り手術と同時に、首の方まで引っ張り耳の周囲で固定します。
この場合も切開線は耳の付け根や生え際などの目立ちにくい部分を切開しますので傷跡は時間の経過とともに目立たなくなります。50歳を過ぎた頃より頚部にできるしわに対してはボトックスが有効なことがあります。
治療料金(消費税別)
コラーゲン(0.1~0.2㏄)    ¥10,000
コラーゲン(追加0.1㏄ごとに  ¥5,000
コラーゲンテスト         ¥3,500
ヒアルロン酸(1ml)1本買取  ¥60,000
ヒアルロン酸 半分       ¥30,000
ボトックス1本                   ¥30,000
ボトックス1か所                   ¥5,000
ヒアルロニターゼ(当院)       ¥50,000
ヒアルロニターゼ(他院)      ¥50,000

フェイスリフト手術

手術時間
治療内容
耳のまわりを切開し、頬、下顎、頸部のたるみを除去。
治療料金(消費税別)
30万円~80万円
リスク・副作用
内出血、皮膚の異物感、つっぱり感、耳周囲の
縫合線の赤み、痒み。
通院
3~4回通院、手術後1週間、2週間目に抜糸
麻酔
局所麻酔、静脈麻酔、全身麻酔
シャワー・入浴
手術翌日よりシャワー可能、長時間の浴槽(温泉)は 2週間不可

ボトックス

手術時間
治療内容
シワの原因となる表情筋にボツリヌストキシンの注射を
して筋肉を弱め、シワを少なくする。
治療料金(消費税別)
1万円~ ※注射する部分、面積による。
通常3万円
リスク・副作用
内出血、むくみ、効果のありすぎによる違和感 安静 特になし、サウナ、マッサージは注射後1か月避ける
麻酔
なし
シャワー・入浴
当日より可能

ヒアルロン酸

手術時間
治療内容
ヒアルロン酸を注入することにより
顔面のへこみ、鼻、アゴのボリューム増大
治療料金(消費税別)
3万円~6万円 ※注入量により料金異なる
リスク・副作用
内出血、注射部位の違和感、
ふくらみが目立つ事がある 安静 特になし
麻酔
局所麻酔
シャワー・入浴
当日より可能

⑦しみ、アザ、ホクロのレーザー治療

レーザー光線と言うと魔法の光と思い、一発、光をあてただけで簡単にアザ、シミ、刺青がとれ、すぐ治療が完了するものと思われます。確かにそのようなこともあります。しかし、実際には異なります。レーザー光線を照射すると、その部分は多かれ少なかれやけどをします。やけどをした後は、赤くなったり水庖ができたり、じゅくじゅくしたりします。その後は赤くなります。赤みがある程度ひてくる3~6ヵ月後にアザやシミなどがうすくなります。うまくいけば1回で治療は終わります。色素が残っている場合には何回かレーザー照射を繰り返すことがあります。太田母斑(目の周りにできたアザ)などは10回以上繰り返しレーザー照射します。

レーザー光線の治療のメリットは一度にかなり広い範囲のアザやシミを治療できる、治療後の痛みが少ない、入浴、シャワーが早めにできる、化粧もできる、治療後の生活の制約が少ないのが特徴です。

私達のクリニックにあるレーザー機器は以下の如くです。それぞれの特徴に合わせ機器を選びます。

手術時間
治療内容
レーザー光線を照射し、皮膚の色素を除去
治療料金(消費税別)
色素の状態、面積、個数による
リスク・副作用
皮膚に熱傷をおこさせる。再び色素沈着することあり
(6か月~12か月で色素の状態を見て再照射。
くり返しの治療必要な場合が多い。)
通院
治療回数による
麻酔
局所麻酔 小児(10歳以下)全身麻酔
シャワー・入浴
レーザー当日より可能

①ダイレーザー(色素レーザー)

赤い色に反応するレーザー光線です。血管腫(赤アザ)、毛細血管拡張症などに使用します。血管腫は平らな単純血管腫が治療の対象ですが、繰り返しレーザー照射が必要となります。もり上がった血管腫は海綿状血管腫と言い、外科手術が必要です。

血管腫は単純性、海綿状血管腫ともに治療は難しく、繰り返しの治療が必要です。この色素レーザーは、血管腫には第一選択のレーザー光線です。

②ルビーレーザー

シミ、扁平母斑、太田母斑、刺青の除去等に利用されます。比較的強い力で皮膚表面を破壊します。皮膚の表面を破壊することにより、色素を除きます。しかし、皮膚の上皮化、創傷治癒は早く、3~7日間で上皮化します。レーザー後は一見きれいにシミが取れたと思っても、再び色素沈着をきたします。あたかもシミが再発したような印象を与えます。しかし、3~6ヵ月するとシミは完全に除去できないまでも、以前より薄くなります。又、うまくいけば、シミがほぼ完全に除去できることもあります。

太田母斑の場合は何回もレーザー照射する必要がありますが、最初の1、2回はレーザー照射しても色素が薄くなりません。かえって濃くなった印象を与えます。4回、5回と回数を重ねてくると、その治療効果がでてきます。通常は10回以上です。あせらず治療をしてください。

③YAGレーザー

シミ、アザ、刺青の除去に使用します。ほぼ、ルビーレーザーと似た性能がありますが、ルビーレーザーより深達性が高いようです。皮膚の深い部分まで治療できます。又、特に照射するスポット径が小さいため細かい部分への照射に向いています。

④CO2レーザー

一般にレーザーメスと言われているレーザーです。レーザー照射された部分が炭化、蒸発します。ホクロの除去によく使用されています。治療直後はへこんだ状態になります。上皮化に多少時間がかかります。ほぼ確実に色素を除去できます。ホクロで毛が生えている場合、毛穴がある部分は再発することがあります。その時には再びレーザーを照射することになります。
又、ホクロの色素が皮膚の深い部分にある場合には、傷跡が赤く膨らんだり、色素が抜けて白くなる場合があります。
主に顔のホクロの治療に使われます。

⑤ダイオードレーザー

皮膚表面が赤くなる程度で回復が早く、1日程度で化粧もできます。現在よく行われている治療です。

Qスイッチ・ルビーレーザー
シミ、太田母斑、刺青、皮膚の異物などに使用

色素(ダイ)レーザー
赤アザに使用

ダイオードレーザー
シミ、脱毛に使用

CO2レーザー
ホクロ、腫瘍の除去に使用

Qスイッチ・YAGレーザー
右肩の深い部分のシミ、色素の除去に使用

ホクロの治療経過

レーザー前(1998.9.10)

もりあがったホクロ

レーザー直後(1998.9.13)

直後は患部がへこむ

1週間後(1998.9.17)

1~2週間は傷となる

2週間目(1998.9.25)

患部の上皮化が完了

半年(1999.3.1)

赤くもりあがった状態

1年(1999.10.3)

白く平らな状態となる

レーザー前(1999.8.11)

レーザー直後(1999.8.11)

患部がへこんだ状態になる

3ヵ月後→1年後(2000.8.3)

へこみは目立たなくなる。良好な状態

⑧タトゥの除去

当院ではレーザーによる治療、切除による治療等行っていますが、タトゥの除去はそればかりではありません。

広範囲のタトゥ、色がいく種類も入っているタトゥ、早く大きなタトゥを除去したいなどの希望の方には剥皮法という方法があります。

皮膚剥皮法

手術は皮膚を薄く剥ぎ、色素のある真皮部分を狭小化することで傷跡の面積を小さくできます。また、除去した皮膚の表皮を分離させ、色のついていない表皮を再び剥皮した創に移植するのです。他の部位から皮膚をとる必要がなく、タトゥがあって、それを除去した部位以外に傷はできません。又、表皮を移植するため、術後の痛みが少なく、傷のなおりがよくなる利点があります。剥皮手術は、広範囲の刺青・タトゥでも1回で治療可能です。

手術時間
治療内容
刺青の部分を剥皮し、色素を除去する。
表皮は再移植
治療料金(消費税別)
除去部位、面積により異なる
リスク・副作用
刺青の存在した部分が傷跡になる。
傷跡は時間の経過で薄くなる。
知覚過敏、知覚鈍麻
通院
手術後3~6回 面積が広い場合1~2日間入院
麻酔
原則として局所麻酔、時に全身麻酔
シャワー・入浴
手術後2日目に可能

我々は剥皮+表皮移植による
刺青・タトゥーの治療を行っている。21才女性

術前の状態

剥皮法を行っている

剥皮法により得られた分層皮膚を、ディスパーゼを使用して表皮分離し表皮を得る。

刺青の色素のない表皮を刺青の色素のある真皮から分離する

手術後4年目の状態
さらに、痒み・発赤・肥厚は治まっている。
目立たないが、刺青のあった部位に瘢痕は存在している。

術前の状態

前腕 手術後4年目の状態
上腕 手術後2年目の状態
赤みは年月が経過すると目立たなくなる

⑨陥没乳頭の手術治療

陥没乳頭とは、乳頭が皮下に入り込んでしまい出てこない状態を言います。陥没乳頭のままでは赤ちゃんにお乳を与えることができない、繰り返し乳頭の近くに感染をきたす、見た目が普通の人と異なるなどの理由で手術を受ける方が多いようです。

手術は比較的傷跡が目立たないように行われます。乳頭基部に5ミリ程度の切開により乳管を剥離し手術後2週間は固定を行います。

治療料金
20万円(消費税別)
手術のリスク・副作用
・手術後によっては稀に授乳が難しくなる場合がある。
・乳頭の感覚が鈍くなることがある。
・再陥没(埋没)の可能性がある。

フックで引き上げた乳頭の
基部に小切開を加え乳頭を拳上する。
乳管への損傷を最小限とする。

2017.6.5

術後の固定
手術後1~2週間固定する。

 

2017.6.5

術後の状態
傷跡はほとんど目立たない。

写真上:1980.10.7
陥没乳頭術前の状態
写真下:1996.5.3
術後の状態良く拳上されている

⑩小耳症の手術

生まれつき、耳のかたちがおかしい、耳が小さい、耳の軟骨が痕跡的についているなどという方は小耳症の可能性があります。手術が必要な場合が多いようです。まず、耳のかたちがおかしかったら、生まれてすぐでも診察にいらして下さい。耳の軟骨の変形が軽度な場合は矯正装具だけで、なおる可能性があります。

術前の状態
1998.7.27

肋軟骨採取しフレームをつくる。
1998.7.27

皮下に肋軟骨を移植

1998.7.27

耳介を拳上させる。

1991.3

手術料金
小児健康保険 育成医療適応

一般診療

美容注射・美容点滴美容注射・美容点滴

美容外科・美容皮膚科

Information

■2024/12/10
◆年末年始休診のお知らせ
2024年12月30日(月)午後~2025年1月5日(日)まで休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月6日(月)より通常通り診療致します。
■2024/07/20
◆夏季休暇休診のお知らせ
2024年8月11日(日)~8月15日(木)まで休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、8月16日(金)より通常通り診療致します。
■2023/12/10
◆年末年始休診のお知らせ
2023年12月31日(日)~2024年1月4日(木)まで休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月5日(金)より通常通り診療致します。
■2023/08/23
◆夏季休暇休診のお知らせ
2023年8月11日(金) ~ 8月13日(日)まで休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承下さい。
尚、8月14日(月)より通常通り診療致します。
■2022/12/10
◆年末年始休診のお知らせ
2022年12月31日(土)~2023年1月9日(月)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月10日(火)より通常通り診療致します。
■2022/07/22
◆夏期休暇休診のお知らせ
2022年8月11日(木) ~ 8月14日(日)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承下さい。
尚、8月15日(月)より通常通り診療致します。
■2021/12/13
◆末年始休診のお知らせ
2021年12月31日(金)~2022年1月4日(火)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月5日(水)より通常通り診療致します。
■2021/8/05
◆夏期休暇休診のお知らせ
2021年8月13日(金)~8月15日(日)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承ください。
尚、8月16日(月)より通常通り診療致します。
■2020/12/03
◆末年始休診のお知らせ
2020年12月31日(木)~2021年1月4日(月)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月5日(火)より通常通り診療致します。
■2020/8/10
◆夏期休暇休診のお知らせ
2020年8月13日(木)~8月16日(日)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、8月17日(月)より通常通り診療致します。
■2020/07/01
◆ボトックス注射1万円OFFキャンペーンのお知らせ
令和2年 7月1日~令和2年8月31日 の期間中に、1回にボトックス注射2本打たれた方限定で、1万円OFFとさせて頂きます。(お一人様1回限り)
→詳しくはキャンペーンページをご覧ください
■2019/12/10
◆年末年始休診のお知らせ
2019年12月31日(火)~2020年1月3日(金)まで休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、1月4日(土)より通常通り診療致します。
■2019/10/25
◆お知らせ
ホームページをリニューアルしました。
■2019/07/19
◆休診のお知らせ
2019年8月11日(日)~8月14日(水)まで夏期休暇のため休診とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
尚、8月15日(木)より通常通り診療致します。
海外ボランティア

ボランティア活動

2000年度から医療ボランティア活動を行っています。