胸の治療

豊胸、整胸(形を整える)治療

手術の方法は大きく分けて、シリコンバッグ、脂肪注入、ヒアルロン酸注入の3種類ありどの方法にするかは患者様の希望に合わせ行います。

シリコンバッグ

胸にバッグを挿入し、胸を大きくする方法です。バッグはシリコンバッグが一般的です。
自費診療となります。

シリコンバッグ挿入位置

①腋窩切開
ワキのしわに沿って数cm切開し、そこから豊胸バッグを挿入します。
乳房の下にどうしても傷を残したくない方に行われます。
②乳房下切開
乳房の下の溝に沿って皮膚を切開し、豊胸バッグを挿入します。
腋窩法に比べ、出血を確実に止められるなど、安全性の高い方法です。

シリコンバッグを使用した豊胸手術後は20〜40%くらいは硬くなることを認識してください。この場合には再手術を行えば半分くらい軟らかくなりますが、残りの半分は再手術しても硬い状態となります。

バッグを取り出してしまえば手術前の状態になります。

手術時間
1~2時間
治療回数
3〜4回
  • 抜糸まではシャワー浴以外はバスト用サポーターを着用してください。
  • 手術後1ヶ月間は、ゆったりとしたワイヤーの無いブラジャー等を着用してください。

脂肪注入

患者様ご自身の脂肪を吸引し、その脂肪を胸に注入することにより胸を大きくする方法です。脂肪注入したバストは感触も自然でキレイなバストラインを手に入れることができます。もちろん、ご自分の脂肪なので術後の違和感やアレルギーもなく、体の負担を最小限に抑えることができます。

1回に注入できる脂肪の量は100cc(片方50cc)くらいまでで、注入した脂肪の2割は定着して半永久的に豊かなバストになります。稀に脂肪が融解して嚢胞という袋状になることがあります。一度に大量の脂肪の注入はさけ、繰り返し脂肪の注入をするといいでしょう。

手術時間
120分ほど
治療回数
5〜6回程度
  • 日常生活の制限は特にございませんが、痛みの程度に合わせ無理なさらないでください。
  • 手術後数日はバストが強く張った感じがします。
  • 手術後1ヶ月間は、激しい運動やサウナ・マッサージなどを控えてください。
  • 手術後1ヶ月間は、ゆったりとしたワイヤーの無いブラジャー等を着用してください。

乳頭、乳輪の形を整える治療

陥没乳頭

陥没乳頭は乳頭が突出せず、乳輪より奥へ引き込まれている状態です。乳頭がへこんだままですと授乳に支障が生じます。

手術の方法

 

当院の乳頭陥没の手術は
①陥没している乳頭を突出させ形態を良くし、再陥没しないようにする。
②できるだけ授乳が可能なように授乳機能を温存する。
③傷跡は最小限です。乳頭基部に5〜6mmの切開により手術しますが目立ちません。
手術時間
45分ほど/片側
治療回数
3〜4回程度
  • 手術後1ヶ月間はバストへの圧迫を避けてください。また、時に搾乳器を使用した吸引を行うことがあります。

乳頭縮小

「乳頭肥大」は、妊娠、授乳によるものが大部分ですが、時にアトピー性皮膚炎や下着にこすれることにより肥大することがあります。

乳頭縮小

手術の方法
乳首は体の他の部位に比べても元々傷が非常に目立ちにくい部位ですので、傷跡はほとんどわかりません。また、今後の授乳にも影響することもありません。
基本的に乳管は温存しながら、乳頭の皮膚を切り取り、縫い合わせて高さや外形を小さくします。
治療回数
2〜3回程度

乳輪縮小

胸全体から比べ乳輪が大きすぎることを「乳輪肥大」と言います。

「先天的に乳輪が大きい」「授乳により大きくなってしまった」など、バストサイズと同じくらい乳輪の大きさに悩む女性は少なくありません。乳輪の大きさが気になる場合には、乳輪の皮膚を部分的にドーナツ型に切除縫合して、乳輪を小さく修正することが可能です。乳腺を傷つけることもなく授乳にも影響のない方法での治療です。

 
手術の方法
傷跡の目立ちづらい乳頭基部の切開により、乳輪を縮小します。
治療回数
3〜4回程度
  • 乳輪を縮める際に皮膚を寄せ集めて縫合していますので、数ヶ月程度は赤みやツッパリ感を伴う場合があります。